時はバブルの真っ最中
平成元年の今日
或る取引があった
その日から家族でハワイに行く予定だった
本来であればもう何日か前に終わっていたはずの取引だった
取引の相手は関西の企業買収を得意とする男だ
取引の内容はゴルフ場開発会社の株式の売買だった
先方の頼みでどうしてもとこの日となった
午前中に終わるならと言う約束で都心のホテルに向かった
取引の内容はこのブログには書かないが・・・
金を持って来る予定では無いのに
この男 はオレの目の前に現金を積んだ
金額は○億円
暮れに現金を見せて買い叩こうと言う作戦だ
あーでも無いこーでも無い
命懸けのやり取りが続き
気がつくと午後3時過ぎ
家族を先に成田に行かせた
この時点でオレは行けないかな?と腹を決めた
「判ったよ!この金で契約は出来ないが交渉預り金でオレに預けるなら来年早々に再度交渉しよう」
当然預けるとは思わないので・・・
なんと相手は「それでえーわ!」
車に積んだ
銀行に電話したが預かってくれない
成田迄車で行ったら間に合わない
車は東京駅の八重洲地下街駐車場 に
トランクに金を積んだまま・・・
旧き良きバブル時代の話しだが
京都の餃子屋事件で複雑に思い出した
空港で女房が「顔色が良くないョ!女と裸で寝ていて風邪でもひいたんじゃない?」
ハワイでいくら酒を飲んでも酔わなかった
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